[ヴァニラ文庫・ハーパーコリンズジャパン]

父の名を知らずに育った(生い立ちだけみたら)薄幸ヒロインと、暴虐な兄のせいですっかり人嫌いになった若き国王が繰り広げる身代わり政略結婚もの。
実は昔一度だけ会っているのですが、お互いに「相手は自分のことを覚えていない」と信じてすれ違っていくという、これぞ王道!なお話を私らしく書いてみました。

王女の身代わりにゼーフェラング国王シグリッドに嫁いだアメリア。
だがシグリッドは彼女をひどく警戒し、視界に入るなと冷たく言い放つ。
実は彼は以前のアメリアを知っていて彼女が身代わりと分かっていた。
「離れている間、俺はずっとお前が恋しかった」――誤解が解けた後、真摯に情熱をぶつけてくるシグリッドにアメリアの心と身体も熱く蕩けて!?

(公式あらすじより)